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こんにちは。福岡市早良区は高取商店街に事務所をおく司法書士の江上慎也です。
福岡は梅雨もあがり、福岡の代表的なお祭りである博多祇園山笠が
7月15日早朝の本番を直前に控え、街全体が熱気を帯びているようです。
さて私は勤務司法書士として20年間務めた司法書士事務所を退職し、
今年の4月より事務所を開設したのですが、「『司法書士』って何をする人ですか?」
というお尋ねをよくいただきます。
司法書士。
何をする人なんでしょう?
おそらく司法書士と直接会ったことが無い方が多いのではないかと思います。
そこで今回は「司法書士って何をするの?」ということについて
簡単にお話しをしたいと思います。
司法書士の主な仕事の一つとして、まず登記申請の代理が挙げられます。
登記には様々な種類がありますが、代表的なものとして「不動産登記」と「商業登記」があり、
これらは法務局に申請手続きをします。
詳細については改めて詳しく述べますが、
司法書士が扱う「不動産登記」とは
不動産についての権利関係(所有権など)を
登録・開示する制度で、
代表的なものは売買や相続などの所有権移転登記、不動産を担保にとるための
抵当権設定登記や担保を外す際の担保権抹消登記が挙げられますが、
このほかにも多種多様な不動産登記の種類があります。
また「商業登記」とは、
株式会社や医療法人などの法人についての内容
(例えば会社の商号や本店、役員構成など)を登録・開示する制度で、
代表的なものとしては会社設立や役員変更、
本店移転などが挙げられますが、
商業登記も数多くの種類の登記すべき事柄があります。
また、法人向けの業務としては、
「予防法務」(コンプライアンス問題)も増えてきております。
このように司法書士とは、登記に関する専門知識と豊かな経験を持つ
プロフェッションであるということができます。
また、法務大臣の認定を受けた司法書士は
訴額140万円以下の簡易裁判所で扱う事件については訴訟代理人
として活動できます。
その他、遺言の作成や遺産承継業務などの相続に関する業務のほか、成年後見に関する業務、民事信託に関する業務、債務整理に関する業務、中小企業の企業法務など、
様々なくらしの法律問題の解決窓口として日々活動しています。
何かお困りごとがございましたら、お気軽にお近くの弊事務所までご相談ください。