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ご家族への最後の「手紙」 遺言には感謝の言葉を

昨日は公正証書遺言の作成の為に筑後川を越え

久留米の公証役場へ赴きました。

ご高齢のご依頼者様にとって、いつもと違う場所で緊張する中、

生年月日や住所等を述べるのはかなり大変な事ですが、
打ち合わせの中で一緒に練習をしてきましたので
しっかりとお答えになられていました。

時間にして約30分。終わられた後はホッとされた笑顔に。

その遺言、最後に「付言事項」が記されていました。

「付言事項」

それは、法律行為以外で言い残したいメッセージなどを書くことです。
具体的には「感謝の気持ち」や「遺言を書いた経緯」などを記します。

法的な効力を伴いませんが、被相続人の想いを伝えることで、相続トラブルを回避できたり、円満な相続ができたりするケースも多くなります。

 

『今まで面倒を見てくれてありがとう』

『みんなで争うことなく進めてね』

『これから大切な家(土地)をよろしくね』

 

弊所では「付言事項」を記される事をおすすめしております。

みなさん初めてでわからない事ばかりです。

付言事項をはじめ、アドバイスも致しております。

さて、今回の遺言は相続者への感謝の想いが溢れていて、愛のこもったメッセージに感動しました。

ご家族の為の愛のこもったメッセージ、考えてみるのもいいですね。

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